水からの伝言Vol.4 水はことばの鏡
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江本勝博士によって、バイカル湖にて
2008年8月3日に開催された水のセレモニー

コンスタンティン・コロトコブ博士・教授


2008年8月2日の早朝、私はノボシビルスクからイルクーツクに向かって飛んでいました。なぜ、ノボシビルスクから飛んでいるのかというと、私たちは、2008年8月1日にノボシビルスクで、皆既日食の前後における環境の変化を測定するためのロシア科学アカデミーによる大きなプログラムに参加していたからです。

私は、この測定プログラムに参加するとともに、この稀なる出来事を目撃するために、ノボシビルスクに行きました。私の努力は完全に報われて、私は期待していた以上のものを得ることができました。測定結果はすべて、データ処理されて、まもなく発表されることになります。

なぜ、私はイルクーツクに向かって飛んでいるのかというと、バイカル湖で、江本勝博士によって、水に祝福を送るセレモニーが計画されているからです。私は、このセレモニーの間、測定をするように依頼されました。
どんな種類の測定でしょうか? 私たちは”第五元素”という名前の特別な装置を開発しました。装置は、光電カメラ(EPC/GDVバイオエレクトログラフィー法)に基づいています。センサーが、水、土、植物、空気などの自然界のいくつかの元素のキャパシタンス(静電容量)の変化を測定します。これは、伝統的な中国医学と中国哲学の五行論と関係しています。五行論によって、水、土、木、金、火という、地球上で支配的な5つの要素が決定づけられます。

ある書物の中では、金は空気と関連付けられています。私たちは、電子測定回路の一部であるガスの放電に由来する光を読み取ります。この放電-第五元素-は火を表します。

“第五元素”測定装置によって、いくつかのセンサーから得られる信号の時間経過を記録することができます。自然界に何の撹乱もない場合、すなわち環境が完全に静かで平和な場合、時間変化のグラフは、実際上、直線で表されます(図1)。


図1.静かな場所における空気センサーの時間変化

私たちの飛行機は、午後5時前にイルクーツクに着陸しました。出迎えの人が待っていてくれて、私たちは車で直ちにバイカル湖のオリホン島に向かいました。イルクーツクから、バイカル湖畔に位置する小さなサヒュルタ村までの距離は、250キロ(155マイル)です。道はシベリアの森林の中を通っていて、1時間後に私たちはブルジャティアに入りました。風景は、牛や馬の群れのいる丘と草原に変わりました。私たちは、地元の料理と、必須となっているグラス一杯のウオッカ(これは旅先において危険な胃の感染症を治療する最善の方法です)を味わうために、道の途中で一度、停車しました。

その2時間後、私たちは丘の頂上で車を停めました。運転手のロマンは私に、「車から外に出てください、バイカル湖を眺めることができますよ」と言ってくれました。私は車から出て、小さな丘に登りました。とても雄大な風景でした。丘の下に見える湖の海峡は、樹木の茂った岩層によって取り囲まれていました。西側の水平線全体が、赤い夕日の光によって、照らし出されていました。その15分後に、私たちは、バイカル湖畔の岩の斜面に作られた素晴らしい木造建物のあるツーリスト・キャンプに到着しました。

私たちのグループは数日間そこに滞在しました。中心人物は、日本から来た江本勝博士であり、彼は、愛や祝福や音楽などが水の結晶に与える効果を示したことで、世界的に有名になりました。彼とともに2名のスタッフが日本から来ており、韓国からは1名の科学者と韓国語の通訳、モスクワからはフィルム撮影チームが来ていました。撮影チームは、プロデューサーのサイーダ・メドヴェデヴァさんによって率いられたものであり、“WATER”というドキュメンタリー映画を制作しています。このフィルムは、さまざまな国でよく知られるようになりました。現在、彼らは、水に捧げられた新しいフィルムを撮影している最中です。

バイカル湖は、シベリアの南東部に位置するとても美しい湖です。地球上でもっとも深い淡水湖(最大深度は1637メートルすなわち5370フィート)であり、表層淡水における最大の貯水庫(長さ636キロメートル、幅70キロメートル)となっています。バイカル湖は、水がとても清浄であること、植物相や動物相が多様であることで有名です。湖はとても大きく巨大なので、地元の人々は海と呼んでいます。

この驚くべき湖は、アジアにおける聖地の一つです。人々は、何世紀にもわたって、この湖に祈り、そのパワーを信じてきました。現在でも湖畔で、独特の掘り跡や部族の儀式のための建物の一部を見ることができますが、これらは何千年も前に使われなくなったものです。一方、湖それ自体は、およそ3000万年前に形成されました。

翌朝、バイカル湖で泳いだ後(もっとも勇敢な人々のみです。なぜなら水温はおよそ摂氏12すなわち華氏53度だからです)、私たちは小さな船に乗って、オリホン島に行きました。天候はとても良く、太陽は青い空に輝いていました。航海中、私たちは、船長の奥さんが作ってくれた地元の料理によるご馳走を味わいました。3時間後に、私たちはオリホン島のブルハン岬に到着しました。

オリホン島は、バイカル湖の心臓として知られています。湖の中心部に位置しており、湖の最深部の近くにあります。この島には、バイカル湖畔の典型的な自然風景に見られる多様性が集約されています。島の形は、バイカル湖の輪郭に似ているとも言われています。島の全長は73.7キロメートル(46マイル)、最大幅は15キロメートル(9マイル)です。島の人口は1500人以下です。オリホン島の天候は独特であり、「夏は暖かく、冬は寒い」「バイカル湖周辺の他の地域と比較すると降水量がもっとも少ない」「秋と冬には強風が吹き荒れる」という特徴があります。

島は、湖の歴史的かつ神聖なるセンターであり、古い伝説や古代からの伝統の中心となっています。島一帯は、考古学的な遺跡や史跡に溢れています。今日までに143の遺跡が知られています。それらの中には、墓や古代の人間の住居跡、石壁の跡などがあります。もっとも有名なものはシャーマン岬であり、二つの頭を持った大理石でできたブルハンが王冠のように乗っています。岩には、突き抜ける形の洞窟があり、古代の壁画が描かれています。長い間、この洞窟では、毎年シャーマンたちが儀式を行ってきました。この立派な歴史的遺跡は、バイカル湖の特別なシンボルでもあり、アジアに9つあるもっとも聖なる場所の一つでもあります。

私たちは測定装置を携えて、上陸しました。そしてバイカル湖の雄大な眺めと回りを取り囲む岩を見ることのできるフィルム撮影に好適な場所を見つけました。予定された最初の撮影は、私が担当している水の測定についてでした。私は、EPC/GDVカメラとラップトップ・コンピューターを湖面近くの大きな石の上に設置し、水、空気、土のための電極を固定しました。近くに土が無かったので、私は電極を石の裂け目に設置しました。フィルム撮影のための準備を進めていたところ、まさにその瞬間に雨が私たちの装置に向けてポツポツと降り始めました。私たちは空を見上げました。空は厚い雲で覆われていました。太陽は見えませんでした。

これは大きな災難でした。高価な装置であるコンピューターやカメラは、雨が好きではありません。原理的には雨の中の撮影は可能ですが、映像は灰色がかってしまい、色が無くなってしまいます。私はサイーダに言いました。
「どうかサイーダさん、空が晴れるようにしてください!」
彼女は空を見上げて、祈り始めました。
「どうか神よ、私たちを助けてください。私たちは、何千キロも離れた世界のさまざまな地域から来ています。映画のための撮影ができるのは、今日だけです。私たちは皆、あなたに祈ります。そして私たちにあなたの太陽と祝福を与えてください」。
雨は止みました。間もなく雲も晴れ上がり、輝く太陽が出てきました。撮影は無事に終了しましたが、私たちは、さらにセレモニーの準備をするために、数時間を必要としていました。

この間ずうっと、大気の状況はとても顕著なものでした。海峡の向こう側では、雨が激しく降っていました。長い雨脚を伴った暗雲が水平線に沿って渦巻いていました。私たちの側には小さな雲だけが時々やってきて、その雲が作る日陰は助けになりました。セレモニーの間、雲は厚くなってきて、江本博士が最後の言葉を話し終えた後、最初の雨粒が落ちてきて、やがて雨となりました。

それは奇跡のようでした。神は私たちの願いを聞き入れてくれて、私たちが仕事を成し遂げるのを助けてくれました!

船で戻る最中、私たちは雨のベールを通して、周囲の風景を眺めていました。港に近づいた時、誰かが叫びました。
「デッキに来て、空を見てごらん!」
私たちの船の前方に、巨大な二重の虹が架かっていました。虹の脚は、港に続く狭い岩の門の両側にありました。それは壮大な太陽の演出であり、自然によって私たちのために用意された素晴らしいもてなしでもありました。太陽の光線が、海峡の反対側からビームのように照射されていました。
「神は私たちを本当に祝福してくれている」
と誰かが言いました。

セレモニーの間中、“第五元素”装置は、大気の活性について記録していました。操作は完全に自動でした。私は離れたところからすべてをただ見守っていました。後になって船の船室で、私はデータを処理することができました。その結果は極めて興味深いものでした。

図2を見てください。これは電源ユニットのアンテナから記録された信号の時間変化であり、信号の強さを示しています。矢印はセレモニーのそれぞれの段階を示しています。


図2.江本博士のセレモニーの最中における空気センサーの時間変化

  1. セレモニー開始。江本博士のアシスタントである根本泰行博士による説明。セレモニーに参加するために大勢の人々が湖畔に集まった。
  2. 根本博士とイリーナ・パンタエヴァさんによってリードされた最初の瞑想の開始。
  3. 江本勝博士のお話。
  4. 江本博士の集合的瞑想による水への祝福の開始。
  5. 江本博士が歌を歌い、参加者全員が彼とともに歌を歌う。
  6. イベントの終了。

グラフからお分かりのように、セレモニーにおけるすべての主要な瞬間は、測定値の変化と関連しています。2と4の間で徐々に値が減少しているのは、人々が徐々に高度の集中力を失いつつあったということによって説明できるかも知れません。

勿論私たちは、ここで記録された信号の変化というものが、集合意識の影響によるのか、あるいは江本博士のみの影響によるのか、ということを議論することはできません。この時までには大気にはたくさんの撹乱がありました。しかしながら、皆さんご存じのように、世界には偶然の一致というものはありません。ですから、これらのデータをどのように解釈するかというのは、あなた次第です…。