私のセミナーが終わったのが、前夜の11時15分、その後75冊の本にサインをして2局のテレビ局からの取材があった。1つは地元の小さいローカル局、もう一つはなんとロイターのテレビ班、凄い対照だ。もっともロイターの分は採用されるかどうか分からないが、地元局のは確実だ。くたくたに疲れて2時半ごろ仮眠のためベッドに入る。もちろん着替えをする余裕も気力もない。
4時15分に起床する。妻が起こしてくれたのだ。やはりいつも妻と一緒に旅できる僕は幸せ者だ。会場に行ったら200名ぐらいの人が、瞑想的なダンスを踊っていた。なかなか良い雰囲気だった。日の出は5時10分ということだったので、僕は5時になったのを見て皆に呼びかけた。"さあ、湖畔に行きましょう!!"と。
私を先頭にして、あらかじめ決めてあった湖畔の場所に約200名の善男善女が移動した。そして1年越しに企画し、世界の仲間に呼びかけてきた"愛と感謝の思いを世界の水に捧げようプロジェクト"は最終行事の幕を切って落としたのである。
私はまず、皆にわらなど燃えやすいものを集めてもらって、小さな火をおこした。水の儀式には必ず火はつき物である。そしてマイム・マイムというイスラエルの水の歌を皆さんに歌ってもらった。日本でもフォークダンス曲としてよく知られている歌のようだ。誰も指揮を取るものなどいないのに、美しい女性の声を中心として、ハミングのコーラスがしばらく続いた。音楽好きの僕にとってはこたえられない瞬間であった。その歌も自然にやんだころ私はおもむろに次の言葉をリードし、皆はそれに続いた。
"WATER I LOVE YOU. WATER I THANK YOU. WATER I RESPECT YOU."
元気な美しい声でその唱和が3回終わって、今度は私は皆に日本語で"大断言"を3回唱和してもらった。
"うちゅうの""むげんの""ちからが""こりこって"
"まことの""だいわの""みよが""なりなった"
このうように、細かく区切ってリードすると彼らはとても正確に発音が出来ることが分かった。もちろん事前に英語でその意味を説明しなければならない。
それが終わって、さて次は何をするかなと考えていた時に自然と皆が唱和をし始めた。ヘブライ語で先ほどの言葉を唱和し始めたのであった。それが終わると、なんとアラビア語で、ドイツ語で、フランス語で、旧のヘブライ語で、韓国語で、そしてハンガリー語で、誰からともなく言い出して皆がそれに続くという大変感動的なシーンが展開されたのであった。
さらに、私は日本から持ってきた水溶性の護符約100枚を取り出して、それを説明、各自に与えた。そして個人的なメッセージも書いてもらうようにし、それを湖に流してもらった。井上さんという母息子によって、朱で世界平和を願うデザインが施された護符は、各人の願いや祈りをつつんで、あっという間にそして綺麗に水と馴染み、和して行ったのであった。きっと水にその思いは深く刻印され、やがてヨルダン川の水にも伝播されてゆくことだろう。
最後は皆で私の好きな歌 "WE SHALL OVER COME" を歌って長い1日の行事を終えたのであった。終わってみて24時間たって今思うこと、それは"よくやった"という思いと"皆有難う"、そして、"ようやく、第1ラウンドが終わった。まだ始まったばかり"という思いであった。
最後にこの記録を読んでくれた仲間にお願いしたい。どんな小さいことでもよい。今までなかった変ではあるが良いこと、が必ずあなたの周りに起きているはずである。それを、当ホームページまでお知らせいただきたいのだ。それが1000を超えたときこの平和活動はまず第1段階を終了する。